とりあえず14作品見ました。感想いくよ♪ 見た順に。
⓪小市民シリーズ
この夏の最初は小市民から。
シリーズ一作目の刊行から20年,シリーズ完結を迎えてから2か月と少し,待望のアニメ放送開始だよ♪
始めのOPは真っ青な青春のシーンから。シネマスコープ。狐狼の表現と,スイーツ,小佐内さんのいろいろな表情。
本編は音楽の使いどころを絞りつつ,非常に生っぽい空気で進行していっていて原作の雰囲気が出てる。うれしい!でもその中でも小佐内さんのスイーツを食べてる時の表情だったり謎解き中のシーン(時系列がちょっと分かりづらい!)とその後のアリスに向かって歩いてるシーンだったりはアニメでしかできない表現で,原作を読んでいたからこそこの表現に感動した。タルトの歌も素敵ね。その後のタルトの無惨な姿といったら!
EDは実写と絵を組み合わせやつ!!!これなんか呼び方あるんですか?ボカロMVでよく見る。岐阜県の風景と組み合わせながら,まるでそこにいるかのような小鳩君と小佐内さん。特にバスに乗ってる小佐内さんの姿勢の良さが癖になるよ♪
ED曲の意解けないをフルでよく聴いていますが,歌詞が二人にフォーカスしすぎてる!うれしい。特にラストの「小賢しさも執念深さも平らげる」の部分,平らげるのが本当にいい!平らげるってことは,自分の中に吸収するってことですからね。そういうことです。
事件の解説の部分は工夫がされていて,犯人の心理が分かりやすかった。というより原作だと犯人の電話での受け答えの意味不明さがどういう心理から来るものなのかがいまいちわからなかった(私の理解の乏しさもあるけど!)
気になった点といえば,かなりハイペースで物語が進行しているところ。2話のラストでいちごタルト事件が発生するのかと思っていたら,なんと1話でそこまでいった。なんでかなと思ったら全10話なんですね。オリンピックの関係で放送枠削られるんですか?悲しい。
また1話で一番重要なシーンであろう,小市民を目指す二人の関係性についての話。ここは原作だと小佐内さんが「何か逃げたいときには,私を言い訳に使ってね。」とあって,これは素直に受け取るなら「謎解きをしないといけないような状況に追い込まれたら,私を言い訳に使って逃げてもいいよ」という意図だと思ってた。でもアニメだと小鳩君が推理をしちゃったことに対して「いいよ。もしやめられないんだったら私を言い訳に使って。遠慮しなくていいんだからね。」とある。これはどちらかといえば「私を言い訳にすることで,謎解きをすることに正当性を持たせてもいいよ」という意図が感じられる発言。
この違いが私を悩ませているよ♪実際,この後の小鳩君には「小佐内さんを言い訳に使って謎解きをする」シーンがあって,美術部の絵の謎だったり,春期限定いちごタルト事件そのものだったり。好意的に解釈するならアニメはこの後の展開を踏まえてこのセリフにしたのかなと思ったり。
原作との違いは結構あって,原作だとまだガラケーの時代(小鳩君は携帯にカメラ機能がついてない)だけどアニメではスマホを普通に使ってたり。話の順番やつながりが入れ替わっていたり。そういった違いは違和感を生む一方で,小説とアニメの両方でその理解を深めるきっかけになるし,アニメでの改編も丁寧にいろいろと考えて行われてるのがひしひしと伝わってくる。10話構成で夏期限定トロピカルパフェ事件までやらないことを考えてると,致し方ない。
全体を通して素晴らしい作品になってる!!!今後も楽しみだよ。
夏のトロピカルパフェの終わり,原作と同じ感じの終わり方にするなら2期必須ですよ!2クール目でもいいよ♪よろしくお願いいたします。
①多数欠
つまらなそう♪切りました。多分私はターゲットではない。
②義妹生活
期待以上に良いよ♪
さりげない表現,例えば同居を始めたときに各スイッチがどの電球に対応しているかわからず点けたり消したりをしたり,2話ではあるけど主人公が風呂のお湯を入れ替えてたのをさりげなく伝えたり。そういった繊細さがこの作品を良くしている。単に主人公と義妹がどうこう,ではなく,家族としての微妙な距離感を丁寧に描いてくれそう。
③時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん
コテコテの学園ラブコメ?
上坂すみれさんへの信頼と期待がすごい(OP,ED,本編すべてにおいて)
ロシア語要素は徐々に飽きられていきそうだけど,2話見た感じだとそれ抜きにしてもいろいろ展開していきそうなので,見れそう。
④【推しの子】第2期
無難に面白くはなりそうだけど,こういう一回弾けた作品って徐々に勢いが失われていく感じが,,,経験則的に。
不安もなければ期待もない,かも。想像を超えてくれ!動画工房さん。
⑤俺は全てを【パリイ】する〜逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい〜
もうちょい馬鹿さが欲しいかも!
ヒロイン?のルーンさんは結構好み。今はまだそれだけ。
⑥ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで
これですよ。私の求める馬鹿さは!
もう導入からして素晴らしい。こういう系のやりがちなこと全部やってる。いかにも,な奴しか出てこない。チンピラ風,そいつのボス,いじめられっ子,真面目女子,その場の雰囲気に合わせるやつ。すごい!
異世界でのステータスが判明するとこも,その後の展開も,本当にアホっぽくて最高。
今後もたのしみ~
⑦神之塔 -Tower of God- 王子の帰還
1期の内容何も覚えてないよ♪4年前?嘘は良くないよ♪
まあ見てたら何となく思い出した。
HUNTER×HUNTERのパクリとか言われてたけど,HUNTER×HUNTERを一切知らないので,その無知さゆえに楽しめてるよ♪
⑧しかのこのこのここしたんたん
事前のプロモーションの仕方が,中身のないスカスカさを写し出しているよ。
どこまで飽きずに,狂ったふりをしていられるかの勝負。酔いがさめたらその瞬間に切ってしまう。
あと,事前プロモーションが癇に障ったのでアニメ本編まで一切情報を入れていなかったのですが,ずっと鹿の子の子の子虎視眈々,ひ孫のことかと思っていたよ。
⑨VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた
おおん。うーん。という感じ!
よく出来ているという印象と,なんかなあという感じ。インターネットすぎる!
アニメにそれを求めていない私だから,そうなのかも。見るけど。
⑩ATRI -My Dear Moments-
ノベルゲーム原作に苦手意識あり。大体神様になった日のせい。
まだ分からない。まだ分からないので見るよ。
⑪杖と剣のウィストリア
クオリティ高いかも!ラノベ原作かと思ったらまさかの漫画。意外。
いかにもな憎まれ役も出てくるけど,キャラもたってるしヒロイン?も可愛く描かれている。戦闘シーンも迫力あって見ごたえあるし,シリアスなシーンとコミカルなシーンの塩梅もいい感じ。結構期待かも!
魔法使いと黒猫のウィズ思い出した。
⑫負けヒロインが多すぎる!
背景の動かし方凝ってる!と思いしかばA-1 Picturesでした。
タイトルに騙された。負けヒロインは負けヒロインでも,別に主人公が好きというわけではなく,主人公の周りの人物が,それぞれの恋の中で負けヒロインになるのね。
空気を作る絵がうまい。なんか,本当に高校の校舎の中にいるかのような感覚。プロ幼馴染も魅力的。幼馴染の男子に対する態度と主人公に対する淡白な態度の差とか,弁当でファミレス代を補填しようとするし,主人公もきっちり請求するし,そういった部分もなんか笑えてくる。
最後のちくわのシーンは,なんというか製作陣(原作者?)の「意味わからないことしてやろ!」感がでていてちょっと嫌だったよ♪
⑬逃げ上手の若君
すごいね。面白い。
前半のコミカルなシーンから一転,後半の悲惨さが際立つ。鎌倉幕府の滅亡といっても,そこには大量の血が流れていて,いろいろなものが失われていたんだなあと。これが正しい歴史なのかは知らんけど。
毬が首に置き換わるシーン,若君が敵軍の攻撃をよけるシーンの作画,演出,どれもよくて。終わり方もかっこいい。今後も楽しみです。
前期からの継続視聴も含めて15作品,今期も楽しみだよぅ♪