二錠 ぼく側に堕ちた天使 リズム 究極攻略
2026年最高の音楽、ぼく側に堕ちた天使 / 二錠 のリズム・テンポを、主にサビの部分について理解します。
目的:脳内再生時に適切なリズム・テンポで音を鳴らすため。
全体のテンポ・拍子
BPM:87
拍子:4/4
と、メトロノームが言っている。
これがずっと続いているという解釈のもと、理解を進めていきます。
音楽の知識がないので、この曲をこのリズム・テンポが常に保たれているものとして扱うのが正しいかはわかりませんが。
メトリックモジュレーション?
イントロ
最初のフリースタイルみたいなやつは好きに鳴らす。
その後はギターのてっってーーという音に小節の頭を持ってくる意識で。
Aメロ
ここも普通に4/4拍子で。
2小節を一塊としたときに、2小節目に重心があるように感じる部分がありつんのめる危険性あり。
Bメロ
ここはメロディがガイドしてくれるので普通に鳴らす。
ただし、サビとの接続があるので気が抜けない。
サビ
サビがボスです。
基本的には「ほどけ合って」の「合(あ)」の音が小節の頭に来るように鳴らします。
なので、「合(あ)」がうまいこと頭に来るようにほかの音も鳴らしていきます。
一番最初の「ほどけ合って」を例にすると、「合(あ)」が小節の頭に来るためには、16分音符×3の「ほどけ」の部分を、小節の頭から16分音符3つ分手前で鳴らす必要があります。つまり、サビの始まりの1拍前で16分休符を入れてから「ほどけあ」を唱える感覚です。
「ほどけあ」のあとの「ってしまうわ」は「ま」を小節の頭にくるよう意識するだけ。
続くフレーズ「ほどけあって 腸の中の総てが」は「あ」を再び小節の頭に持ってくればあとは自動的に鳴らすだけ。
「溶け合ってしまうわ!」は、「ほどけあ」の応用で、16分音符3つではなく「溶け」の2つ分前もって入る意識。
「ぼくの中で泡立つ火が」は慣れです。
「ぼくの」は小節頭の手前一拍で3連符を鳴らす。
「中で泡立つ火が」は、16分音符×4と16分音符×3の混合です。
拍自体は16分音符×4で意識しつつ、その中を「中で泡立つ火が」が16分音符×3の間隔で駆け抜けていくイメージ。
視覚的に表すと以下の通り。
「1〇〇◎2〇◎〇3◎〇〇4〇〇◎5〇◎〇6◎〇〇7〇〇〇8」
「なーーかーーでーーあーーわーーだーーつーーひーーがーーーー」
見てみると、拍(1,2などの文字)の間にそれぞれ〇が3つ並んでおり、そのうち歌詞と重なる部分の位置(◎または赤太字の数字)がひとつずつ手前にずれてきています。
このずれをこそ意識することが重要で、少なくとも私の場合はこれを意識しないとリズムを保つことができません。
ここを鳴らすことができれば、サビの後半(2回目)は熱たっぷりに音をかき鳴らすだけです。いろいろ音も増えているので鳴らしまくります。ついでにMVも再生しましょう。
Bメロ(2回目)
特になし。楽しみましょう。
間奏
エレキギター?の音がかなり目立つ&リズムもそこまで複雑ではないので、楽しみながら鳴らします。
サビ(2回目)
サビのラスト、これまでと異なりドラムのキック?の音が入っているのでもう楽勝ですね。というか、ここを何度も聞いてリズムを体に叩き込むほうが早いです。
もう、火が。
火が、
ラスサビ後
サビがボスなので、ラスサビ後はラスボスです
人間に理解することは不可能なので、フリースタイルで鳴らします。
ドラムのキックと、ギターと、コーラスの主に3軸があり、それぞれが(一定の規律はあるように感じるものの)ずれた状態で走っているので頭の中で鳴らそうとすると爆発します。
強いてあげるならギターは小節の頭に合わせて理解できるようにも聞こえる。
ただ、ここは逆に自由に鳴らしてあげたほうが熱いので。
熱くしてしまいます。
ドラムのキックにやや溜めを入れるのがポイントです。
まとめ
細かなことをいうと、拍の頭からほんのわずかにずれている(16分音符のさらに半分くらい)箇所もあるように感じますが、それはあくまでも演奏者や歌唱者のアレンジの範疇ということで、気にしないことにします。
あと、ドラムのキック以外の音がずっとわけわからないリズムで叩かれているんですが、そこも自由にやりましょう。
それでは、ぼく側に堕ちた天使を頭の中で鳴らしつつ生活をしましょう。
2025年 よかったもの
2025年のよかったものついて、私が発したいことを私が発します。
ナンバリングは別にランキングではない。
合成音声音楽作家
ボカロP。
2025年、合成音声音楽を日々巡回する中でその人の名前を見つけると私が勝手にうれしくなってしまうような人。2025年という時間と強烈に結びつき、思い出す2025年の中に必ずその存在がある人。
ただし2024年からその存在を認知している人を除く。
以下、思いついた順。1人当たり2曲取り上げます。
1. アリアドネ
順当に。
思いついた順と言いつつ最初に書くべき人と決めていたので、MVPと言っても過言ではない、気がする。
センチネルでおっ、となってから、ソルトに打たれ、コールドスリープで洗われてしまった。
離れた星が 星座にされるように
私たちも 本当は 遠くて
詩が良い。恋愛ソング的な粘性の高さもあまりなく、爽やかに、淡白に、少しばかりの寂寞とともに語られる詩が染みてしまいます。
星や宇宙になぞらえて思いを託すような曲、それだけでその曲が時間的に、空間的に非常に豊かなものになるような気がして、大変良いです。
同じように老けたかった 隣で散歩したかった
どうせ終わるなら ただ
このまま
サビのリズムが。3連符からの16分が。
私本当に狂ってしまいます。
粘度高く、叙情的に、熱っぽい音楽。
聴けば聴くほどに、この曲が、アリアドネが焼きついていく。
贅沢は言わないので、これからもあなたがボカロ曲を作りたいときにボカロ曲を作ってほしい。
2. 姫野
才能が溢れすぎている。
才能がないことを認めない。
そこに少しばかりの嫉妬も含む。
晩年 いつまでこんな生き様でさ 君とはじらうの
こんな時間にまで 言わせないでよ
17歳(16かも)の書く詩ではない。音もそう。
グズグズに腐りきった愛のような。退廃的で、どこか甘美で、落ち着いた雰囲気の中で光るテクいギター。
さわやかな、群青に溶け込むあなたの長い髪の、
匂いで胸がざわめきだして
17歳(16かも)の書く詩ではない。あるいはだからこそ。
セーラー服は魔法だから、着ている間だけはそれが痛みを引き受けてくれるから。
音作りの面白さと、MVや詩で描かれる不安定さのバランスが非常に良くて。
私はあなたの血を拭う。あなたは私の乾いた血を覆うようにねむる。この非対称から得られるものがありますよね。
2025年、姫野。
ここがボーカロイド最前線かも。
3. カササギ
2025年5月の思い出ってカササギが怒涛の10曲投稿したことしかないかも。
そんなことはないですが。
塗りつぶすグレーは私の色
繰り返す暗い色
それなりこなして
それなりになった
リズムがいい。ライムがいい。詩の響きが、イントロが終わったその瞬間から私を気持ちよくしてくる。
全体的に暗い、曇った眼のような展開でありながら、最後に畳みかけるような激しいバンドサウンドが、生を感じさせる。
私も満員電車安心しました。それなりこなして、それなりになっているのかも。
くだらない話をしよう
意味なんかなくても!
このMV形式の曲(画面内に白余白を残しつつ、主には風景を映すやつ)ってどうしてか素敵ですよね。
曲中盤にある感想がとても素敵で、ピアノの鍵盤やギターの弦を手癖で適当にはじいてみたという感じがして、でもそれが音楽の隙間にすっと入って、私の耳に入って。
サビの緩急つけたドラムも、BPMが倍になったような錯覚を生んで楽しい。
カササギの新曲が出た!という認知を得た瞬間の高揚は、他のボカロPにも増して大きいかも。
4. 福田 來乃(ふくだ こだい)
こういった音楽があるから、私に音楽というものがあるんだと、そう感じさせられる。
海の見える街で ぼくらは
同じ日々には 居れなかったね
”カタチ”は何時か 消えてしまうから
「消えてしまっても」
滲音かこいの音楽を作ってくれるだけで、一定の有難さがある。
同じメロディを何度も繰り返していく中で、抑揚が、熱が、思いが溢れていくような。
MVも、岸に寄る波、夕焼け空に黒く浮かぶ木々、花火、沖に揺れる船舶、どれもセンスがあるというのか、曲と合わさって憧憬になる。
正解はないや 蓋閉めた半分のサイダー
頭の中 褪せないように
(君を)残して
うみのみえるまちとはまた違った形で、優しいまどろみのような中で花隈千冬が歌っていて、眠りに誘われるような。
うみのみえるまちもそうだけど、ずっと同じメロディなのに、そこに飽きが来るようなこともなく、むしろだからこそ安心感が与えられるのかも。
2025年も沢山ありがとうございました。
2026年が来ることの、その楽しみの一つです。
5. Akari24
音楽でやってることが、在り方が、かっこいい。
BIT CRUSHを指して OTT切る!
僕たちはいつだってHyper Modeで
人生もいつだってHyper Modeだよ
この動画自体は複数の曲がひとつにまとめられたアルバムみたいなやつですが、どれも大変良くて、つい16分もこの動画を再生してしまいますよね。
全体的に強い音が鳴っていて、所謂Hyperなそれを感じます。
それなのに、このzipの始まりは本人?歌唱のギター弾き語りなのが味に深みを出しています。
消えないキスと冬眠
見えない天使とtalking
癒えない傷とふたりきり
自由になれ!!!!!
曲のメインはラップだけれど、情感たっぷりのストリングスが優しく耳をなでるシーンも多いんですよね。
私が手放してしまったあの色を、この曲は歌っているような気がする。
Akari24、これらの曲に限らず非常に多彩な音を繰り出してくるので今後も目が離せませんよ!私は。
6. 感状線/Kanjosen
フィールドレコーディング・ボーカロイド
~♪
~♪
街を歩くのが楽しくなりますね。
(呼吸)
なにか だいじなことを 覚えてるきがする
わたしが ここにいるのを
あとはあなたが信じる だけ!
空白、空拍。間があるから、その隙を埋める何かがいられるのかもしれない。
存在は、そこにあるものではなく、そこにあることを認識すること。
粒だった、コロンとした音が耳に心地よく響く。
初音ミクを、その歌声だけでなく、非常にうまく用いている。
7. マツリカ
年の始まりと年の終わりでだいぶ印象が異なる方。
夢の中で見る 夢に惑わされ
夢から目覚めても夢の中
かなり、息が詰まるような曲。
サビで淡々と紡がれる言葉が、淡々としているからこそ容赦なく降りかかってくる。
MVが非常に素敵。
言葉よりも先に見つけていた
同じキセキが
初めての景色を連れてくる
「17+1」の対極にあるような音楽。とてもかわいらしい曲。
でもやっぱり、Aメロとかちょっと不安定な感じのするコード進行で、それが曲全体の雰囲気にスパイスを利かせているような感じ。
来年はどんな音楽が聴けるのか楽しみです。
8. 桜ヶ丘
2024年12月の『おやすみ、スノーフル』で鮮烈なデビューをされ、その時から認知をしている方ですが、どうしてもここに書きたいので、書きます。
一人で歩き出したんだ 何処かへせめて光の方へ
でも魅せられたのは誘蛾灯の光
誰もいなかった
知声の声の扱い方が素晴らしすぎる。
曲の作りが独特で、Aメロはゆったりと、優しさを感じさせるような音作り。一方サビになると雰囲気が一気に変わり、暗中模索という感じ。でも前に進むことはやめていないような力強さがある。映像のノイズもその演出に一役買っている。
待っているのタイニー・ダイナー
また会おうぜナイティー・ナイナー
魔法なんて無かった夜は空に降る
最初から最後まで、余すところなく、じんわりとあたたかい。
ピアノの繊細さも、Cメロで激しさを増す展開も、知声の中性的で癖のない美しい声(主観)がまるっと包んでお届け!なんですね。
個人的にいま最も熱い曲。
2025年の最高がアリアドネ、2025年の最強が姫野なら、2025年の最良が桜ヶ丘。
合成音声音楽を作られている方々、まだ作っていないけど未来で作る方々、来年もどうぞよろしくお願いします。
TVアニメ
4月以降は生活の関係でみる本数が減ってしまったけれど。
1. メダリスト
私はこの作品が話題になってきたころ、1~4話をキムチ鍋をつつきながら一気に見たんですが、その大半の時間において涙が流れてしまったため、キムチ鍋を食べることができませんでした。
この作品は本当にいろんな角度から人を泣かせに来ていて。
不器用な自分がようやく出会えたフィギュアスケートという競技で、メダリストになるためにひたすら歩み続ける主人公の結束いのり。
アイスダンスで全日本選手権に出場した過去を持ち、フィギュアスケートの厳しさと主人公の才能の狭間で揺れるコーチ、明浦路司。
不器用な娘を間近で見続けてきた結果、フィギュアスケートでも"失敗"したら今度こそ立ち直れなくなってしまうのではないかと不安な気持ちを抱える主人公の母。
どの人物が抱える不安も、期待も、情熱も。どれもが自分や周りの過去の経験の一部とどこかしら重なることで、それがキャラクターへの強烈な感情移入の起爆剤となって。
あと、狼嵜光という天才少女のキャラクターの完成度がすごい。主人公との絡みと、氷上での姿、黒を基調としたキャラデザ。
狂ってしまいます。わたしは。
2. 小市民シリーズ(第2期)
言うに及ばず(こちらで言っているので)
第1期の放送中、2024年9月初旬に聖地でもある岐阜の観光にいったんですが、とても良いところだったのでまた行きたいですね。
3. ざつ旅-That's Journey-
旅とは、私がいなくてもそこに流れていたはずの時間を、少しだけお邪魔してのぞかせてもらうもの。
目の前にある景色よりも、私がそこにいなくても流れているその時間に思いを馳せるもの。
そんな感じ。かも。
4. 瑠璃の宝石
恋する小惑星しかり、地学に惹かれているところがあるのかもしれない。
キラキラした宝石に対する興味・関心が、緩やかに学問とつながり、人ともつながり、小さくはあるけれど世界が広がっていく。そんなワクワク感がある。
家具、家電、その他生活用品
1. ちゃんとした大きいデスク

テーブル / デスク ゴム材 × アイアン脚 口型 — 清水材木店
8月頃に購入。
以前はイケアの5,000円もしないようなデスクを使っていたが、体重をかけすぎたせいか中央がへこみ、丸いものを置くと転がるようになってしまっていたので買い替え。
昇降式デスクと迷ったが、将来的に昇降させなくなりそう&廃棄が大変そうなので、その分天板にお金を使おうとして見つけたのが清水材木店。
それなりにお値段するものの、サイズを細かく指定可能、加工などのオプションも豊富で、脚を留める用の鬼目ナットも事前に打ち込んでくれる。
横幅150cm、奥行80cmにした結果、机の上にいろいろ物を置けるようになり、以前よりも机の上が散らかっています。
届いた天板は16kgあり、一人で脚を組み立てたあとのデスクをひっくり返す作業で死の危険を感じた。ので、うまくやる必要あり。
2. ロボット掃除機(roborock Q5 Pro)
社会人、平日に掃除機をかける暇がなさすぎる。隣人の穏やかな睡眠を妨げる覚悟があればモーマンタイ。
なので、昼会社に行っている間に家を掃除させるために購入。
もともと家の床はそんなに散らかってないし、自動でごみをドック側に集めたり給排水を行う機能は不要(そもそも水拭きなんて普段からしていない)なので、最低限ゴミを集められそうな安めの機種を選択。
意外と家って汚いことがわかる。
3. 室内用物干し竿
なんでもいいけど、買ったのはこれ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B09VRVPKKJ?th=1
今の家に引っ越してきてから2年、ようやく購入。
最初期は室外用の物干し竿を、雨の日には家の中に入れたり。
それが面倒くさくなってきたら、剛性の到底足りていない突っ張り棒で代用したり。
そしてようやく1,000円を支払い、物干し竿と幸福な生活を手に。
4. 安い、薄い、軽い、シンプルなリュック
なんでもいいけど、買ったのはこれ。
https://www.amazon.co.jp/dp/B0DH2G1FTZ?th=1
高機能な、なかなかいい値段のするリュックっだと雑に使いづらい。
色々なとこにチャックがあって収納力があるリュックもいいですが、とりあえず適当に物突っ込んで、軽くてどこにでも持っていけて、雑に使えるリュックもなかなか。
本当に薄くて安っぽい素材なので、中に軽い物しか入れていないときはリュック背負っていることを忘れるくらい。
行った場所
1. 京都府 舞鶴市 吉原入江


平日の早朝にいったこともあり、あまりにも生活の場所すぎて写真撮るのをためらいました。
何があるのかと聞かれれば、漁村があるとしか答えられない。あとは狭路。一般宅に囲まれた神社。崩壊しかけた家屋。
2. 京都府 舞鶴市 丹後神崎




夏は海水浴場としてにぎわうらしい。行ったのは3月の平日。誰もおらず。
静かな時間が流れていました。それは怖いくらいに。
3. 東京都 府中市 東京競馬場


天気が良すぎた。中央の芝のところで寝転がるのが気持ちよく。
未知の場所だったけど、かなりテーマパークだった。
4. 沖縄県 那覇市 各所




景色と文化と食。どれも私の住んできた場所とは違う南国を感じました。
5. 東京都 品川区 鮫洲運転免許試験場


初めての免許更新。鮫洲運転免許試験場そのものというよりは、雰囲気と人の集まりようが面白かった。
試験場にいる人の大半が、いい具合にやる気がなさそうで、中にあった食堂で食べたカレーも、ちょうどいい塩梅に微妙な盛り付けだった。味はおいしい。おいしくないカレーを作れるほうがすごい。
1枚目は大井町から試験場まで歩いている途中で見つけた、謎に飛び出している看板的なやつ。
仕事関連
1. 給料
働いたらお金がもらえる。
大学生・大学院生時代もバイトはしていたけど、もらえる額が違いすぎる。働かせられる時間も違いすぎるけど。
2. 環境
意識高いことを言いたいわけでもないし、勤め先を持ち上げるわけでもないけど、「社会人として許容・受諾することが求められる理不尽さ」みたいなものにはいまのところ遭遇していない。
そういうことしてるやつはダサいみたいな風潮がある。あとは若い人が多い(定着する人材が少ないとも言う)。
あるいは、私が、鈍いだけか。
3. 小規模PJ
小規模かつ、顧客にとっても業務的にクリティカルではないプロジェクト(失敗したら一発アウトみたいなやつではない)に配属されているので、割と全部任される。というか、上司含めメンバー全員がそれぞれ別軸で動いている謎の状況。
色々な工程を任され、その都度レビューでボコボコにされましたが、私は元気にやってます。(レビューを除けば)ほぼ自分ひとりで作ったものが、顧客の業務の中に組み込まれていく姿を見る感覚、子育てかもしれない。その責任を一定背負うことも含め。
ゲーム
1. Fate/GrandOrder
実はずっとやっている、そして今プレイしている唯一のソシャゲ。
2025年12月20日(土)に開幕した第2部終章。
そして2025年12月28日(日)0時ちょうどに終章をクリア(完了という)。
これを書いている時点ではあらゆるネタバレが禁止されているので具体的なことは何も言えないけれど、10年という時を経て、この終わりにたどり着けたこと、この終わりを用意してくれたことに感謝の気持ち。
2. SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE
すみません、2019年のゲームです。
PCを新調したこともあり、ずっと前からやってみたかったゲームを購入しました。
面白すぎます。敵を斬るのではなく、敵の攻撃を弾くことに重きが置かれるゲーム性が非常に良い。あと難易度もめちゃ高くて、やりこみがいがある。
御子様のキャラデザが非常に素晴らしいと思います。
まだ葦名一心と戦闘中です。
本
1. ミステリ・トランスミッター / 斜線堂 有紀
短編ミステリの良さ。
「妹の夫」、ドニ!!!と叫んでしまうほどの良さ。最高。
宇宙船に乗り込み長距離ワープを控えた男が、遠隔映像によって自身の妻が殺害される現場を目撃してしまう。男はそのことを地球の管制官にそのことを伝えようとするが、管制官には言語が通じず、長距離ワープの時間が近づく...
こんなに熱くなれる短編小説があっていいのか。
他の短編もそれぞれ全く異なる作風で、非常に読み応えがあります。
2. ぼくらは回収しない / 真門 浩平
またしてもミステリー。
本格ミステリーだと特に、序盤に張られた伏線が後半の解決パートで鮮やかに回収されることが多い。
しかし現実には、たとえいかにも伏線めいたものが張られていたとしてもそれが回収されるとは限らない。そもそもその伏線は単なる偶然の産物かもしれない。
「人の言動、行動には一貫性があり、その裏には必ず意図があるものだ」という名探偵仕草が、最後に鮮やかに裏切られる瞬間の快感がこの本の中にあります。
3. Java言語で学ぶデザインパターン入門 (第3版) / 結城 浩
技術書もこのカテゴリに含めます。
この本の中で触れられているデザインパターンそのものが、現場の実際のコードにあるかといわれると、微妙なところがある。見つけられていないだけかも。
でもこのデザインパターンの考え方に近いものだったり、その一種だと思われるような設計はちらほら見えて、これらのデザインパターンを知っているかどうかで設計するときの幅が広がるような気がする。
でも各章の流れというか、説明の順番はちょっとわかりにくい気もする。
4. 命売ります / 三島 由紀夫
三島由紀夫、インターネットでよく見かけてしまうせいで勘違いしていたけど、よく考えると著書を読んだことがなかった。
自殺を試みるも運よく(悪く)助かってしまった男が、一度捨てた命だからと、大した報酬も貰わずに、命を顧みず危険な仕事をほいほいと引き受ける、そんなストーリー。
三島由紀夫の本だからもっと読みにくいかと思えば意外にも読みやすく、ミステリーではないがサスペンス的な雰囲気で読み始めることができた。
ただ、やはり作品の中に病的というか行き過ぎたニヒリズム的な要素があり、命の価値とは何かを問われる部分もあり。
まとめ
飽きたのでこれくらいで終わりにします。
2026年も、私にとって良い時間となりますように。
偏り(小市民シリーズ 感想)
小市民シリーズ第2期の感想です。
感想ではないかもしれない。
秋期限定栗きんとん事件
とてもボリュームのあるお話。
第1期の第10話Bパートから第2期の第17話まで,省かれたエピソードはあるものの,見せたい部分を全力で描いてくれたという満足感が確かにあります。
堂島健吾という男
今回の主要登場人物の中で,ほとんど唯一株を上げた人物だといっていいでしょう。他がダメすぎるという説もありますが。
新聞部部長としての姿もそうだし,小鳩常悟朗の友人としてもそう。
瓜野君が暴走しかけても,それを手綱を引いて抑える。一方ただ抑えるだけではなく,生徒指導部から理不尽な対応をされた際には,瓜野君に共感を示しつつ,可能な範囲での反抗の姿勢を見せるなど。
小鳩常悟朗とは特別仲が良いというわけではないが,信頼し,必要な時には必要なだけの協力を惜しまない。日ごろから堂島健吾が獲得している周囲からの信頼がなければ,今回の事件も解決に至らなかった可能性もある。
暑苦しいくらいの正義感が,一歩引いた視線から物事を判断できるその冷静さが,この木良市の治安をギリギリのところで保っていると言っても過言ではない。
小鳩君と仲丸さん,小佐内さんと瓜野君
最終的にはお互いに相手のことをひどい扱いしていたような気もするけれど,その過程の中では,おためごかしかもしれないけど,小鳩君と小佐内さんの関係の中では決して見れない青春の色がありました。
小佐内さんが瓜野君に対して常にお姉さん的な立場をとっていたこと,非常に良かったです。
それ以上に良かったのは,トマトを強奪する小鳩君です。あの時の仲丸さんの気持ちを想像すると,非常に良い気分になれますね。
この2組は対称的で,徹頭徹尾小市民らしいお付き合いをしていた小鳩・仲丸カップルと,特別な何かになることを追い求めた小佐内・瓜野カップル。
結局小鳩君は小市民としての器に自身を収めることができず,瓜野君は小佐内さんの求める特別に到達することができなかった。
結局小鳩君と瓜野君は相手のことをちゃんと見ていなかった。仲丸さんと小佐内さんは,目を向けてはいたけど対等な相手として見れていなかった。
そういうことであれば,あの結末は仕方のないことかと思います。
それにつけても,JR東海はひどいと思います。
連続放火,あるいは瓜野高彦殺人事件
秋において描かれ続けてきた連続放火事件の解決編でありながら,同時に一人の自尊心が徹底的に叩き潰される最高のシーン。
このシーンにおいて小佐内ゆき,というよりは羊宮妃那さんの果たした仕事は本当に偉大で。
普段アニメを見ているときに声優を意識することはほとんど少ない,むしろ意図的に声優の情報を排除しているくらいではありますが,小佐内さんの声優が羊宮さんであったことは,結果論かもしれないけれど本当に有難いことだと思います。
公園の遊具を舞台装置に目線の高さを切り替える演出。
遊具の上に立って見下ろしているときは,瓜野君の告発を聴きながら悲しげな表情。
瓜野君の妄想を聴いてあげる慈しみ。
遊具に座って目線を合わせているときは,諭すような,小馬鹿にした柔らかな語り口。
瓜野君を真実へと導く優しさ。
遊具から降りて瓜野君を見上げるときは,ネタバラシと冷酷な瓜野高彦評。
瓜野君を叩き潰す嗜虐性。
役者が違う,というのはこういうことを言うのか。
間違いなく,ここ5年くらいで最も良い1話でありました。
私の次善・体温が上がる
これってかなり,直球のI love youだなと,アニメを見て理解しました。
小佐内さんにとっての最善は,この世界に存在するのかも,出会うことができるのかもまだ知れない白馬の王子様。
そんな中で次善たる小鳩君は,つまるところ現時点での小佐内さんにとって最高のパートナーということに。
体温が上がる,これは仲丸さんの教えてくれたこと。
小市民にとっての恋ってそういうものだと,1年間のお付き合いで唯一小鳩君が仲丸さんから吸収したもの。(それ以外は付き合う前と何も変わっていないからね。ジョー呼び拒否含め。)
夏期限定で袂を分かってから1年。再びともに歩み始めた2人が,いまだ迂遠な物言いしかできないところが,小市民への道が遠いことを感じさせてくれます。
冬期限定ボンボンショコラ事件
唐突な自慢ですが,私は冬期限定ボンボンショコラ事件が刊行された当時のサイン会で米澤穂信さんに直接サインをいただきました。
秋期限定の刊行は2009年頃なので,私は当時の熱も,15年ぶりの新刊に沸き立つ思いも知ることができていませんが,確かに体温が上がる感覚がありました。
小鳩君と小佐内さん
中学時代の二人,見ていてかなり危うい。
小鳩君はずけずけ踏み入りすぎだし,小佐内さんはぎりぎりを攻めすぎ。
この二人が曲がりなりにも互恵関係を結び,行動を共にできたのは奇跡的な偶然かもと思いつつ,でもこの二人だからこそピタッとはまったのかもしれない。
小佐内さんの逆鱗,その幼さゆえに舐められやすいという部分を,人間に興味がないからというあまりにもあんまりな理由で乗り越えた小鳩君。
小鳩君の心の無さ,非人間的なコミュニケーションを,復讐ファーストであるがゆえに?気にせず付き合い続けた小佐内さん。
あまりにも危うい。
それにしても,中学時代の小佐内さんはとても素晴らしいですね。
黄金だと思っていた時代の終わり
中学時代の小鳩君が,非常にむかつくやつでとてもよい。嫌なやつなのではなく,単に人の気持ちを理解できないだけなのが絵からも演技からも伝わってくる。
今の小佐内さんが中学時代の小鳩君を見たら,積極性と行動力には◎をつけてくれそうだけど,聡明さと慎重さには,果たしてどうだろう。
防犯カメラデータをくれた(脅迫して奪った)相手がすぐに気付くような真相 にも気付けず。
日坂君の優しすぎるビンタをもらい。(ぺちって)
そして二人のあずかり知らぬところで捕まる犯人。
これまで極めて自己中心的な行動をしてきた小鳩君の,偽りの正義感と捻くれた自尊心を打ち砕く出来事。
特に日坂君がビンタする直前に浮かべていた柔らかなほほえみ!やさしいね。
ここまで春夏秋と優れた探偵役として描かれてきたからこそ,鼻を折られるその姿が新鮮。やさしく折ってくれてよかったね。でももう少し,瓜野君ほどではないにしろ痛い目にあってほしさはあるかもね。
病室,入れ違いの逢瀬
小佐内さんの健気さが!
メモが可愛いですね。(犯人を!)
受験もあるのに毎日お見舞いに来てくれる(ただし直接は会えない)し。
小鳩君もお世話してくれる人の名前をちゃんと覚えられてえらい!
なんだかとても普通な,小市民らしい二人ですね。
あと,全く心を開いてくれない,冷たさも感じる態度で接する看護師さんにも一切態度を変えず(むしろ少し友好的)に話しかける小鳩君は社会性があるのか,人に興味がないのか。半々だと思います。
そしてようやく大みそかの夜に出会う二人。きわめて小市民的な感情の発露!!!
そういえば二人はお付き合いを初めて数か月は経っているんですね。涙ぐみながら手を握りあう二人を見ることができて,本当にうれしい。
特に中学時代の回想ではまだ互いに距離感がある,あくまで犯人を見つけるまでの暫定パートナーという感じだったからこそ,二人の関係性がより一層濃いものとなっていることを実感した。
報い
報いとはある行為に対する結果であり,現在では悪い行為に対する結果として使われがちだが,元来善悪どちらについても言うらしい。
小鳩常悟朗の受ける報い。
日坂姉から向けられる殺意。
いつかどこかで,殺される理由があるのではないかと人に尋ねる(疑う)ことは気分のいいものではないと言われていたけれど,どうやら小鳩君にはそれがあったらしい。
中学生の虚栄に対して向けられるべきものではないが,偶然にも,運が悪く,たまたまそうなってしまった。その結果の犠牲者は,小鳩君ともう一人,日坂君。
犠牲者たる二人がお互いに謝罪をし,語り合い,それでもはっきりと許しを得るわけでもなく別れる。二人はまったく別のところにいて,それでもお互いのことを気にしながら,謝りたいことを謝り,許しは請わず,また別々の場所に戻る。その美しさ。
小佐内ゆきからの柔らかなお誘い。
アリスのいちごタルト,セシリアのパフェ,桜庵の栗きんとん,いつか行った小佐内さんとの場所に思いを巡らせる小鳩君。
京都に迷路を作り,おいしいお店も探しておく小山内さん,いつか小鳩君が来ることを待ちながら。
この二人にしか出せないじっとりと底から忍び寄るような甘さが,この物語の終わりにふっと香ってきて。
二人が大晦日の夜に辿り着いたこの地点が,中学時代の偶然ともいえる出来事から始まった二人の関係が,まるで初めからそうなることが決まっていたかのような感覚を覚える。
「わたしの次善」と語りかける,その甘さ。
「どうぞよいお年を。」
OP・ED
最終回にOPカットして,ラストでOP流すとか。
EDをBGMにしながら本編を流し続けるとか。
そういう軟派なことをしないかっこよさと言ったら!!!
(別にそういうことをしてもいいと思っていますよ。)
OPは言わば,物語に集中するための精神統一の時間でもあり。
EDは言わば,本編の内容を深く嚙み締めるための時間でもあり。
本当に良い作品であれば,すでに聴きなれ見慣れたOP・EDであっても決して飛ばしたりはできません。
嘘で,ABEMAの地上波同時配信を見ていたので飛ばせなかっただけ。
それにしてもEDは1期と同じテイストの夜ver.という感じですが,OPは一気に大御所感を出してきたなあという感じ。ペンデュラムウェーブを中央に構えながら約20秒の長回し(相対的に!)。キャラクターを飛ばしながら最後に監督の名前ドン。
非常に良かったです。
偏重
私は何かにつけては,どちらか一方に偏るということを避けているつもりです。それは執着しないことであったり,自分とそれとの間に明確な境界線を引くことだったりします。
物事にのめりこめないと言い換えることも可能なものです。
それが,この3か月程度においては破られていたことを認めます。
明らかに,体重を預けていました。
まず生活から始めて,その次に娯楽や趣味を置くようにしていますが,こと小市民に限っては生活と同じくらいの高さのところにそれがあったような気がします。
この偏りがいつか私の身を亡ぼす可能性を感じつつ,せめて預けた体重に天使の分け前くらいはつけて,私の生活に返せるようにしたいです。
2025春アニメ 1話 視聴 感想
とりあえず10作品見ました。忙しさもあり,あまり見れていないよ。
感想いくよ♪ 見た順に。
①小市民シリーズ
私は,私が私であるためにこの作品を見ているような気がする。
原作のファンであり,1期に感動し,迎える2期。小市民の名も広く知れ渡り大きなコンテンツとなりつつあるようなないような。期待度は天井知らず。
ラパントラックは,神戸守は,すべてのアニメ関係者は,大きな仕事をやってのけました。
秋,枯葉の降り積もる。小鳩君と小佐内さんはそれぞれ別のパートナーと行動を共にする。その新鮮さと,もどかしさ。瓜野君と仲丸さんの,いい意味でこれまでの小市民らしくない,けれどあまりにも小市民すぎるその姿。
展開の早さは気になりつつも,OPからEDまで隙間なく見てしまうその魅力はやはり独特の雰囲気で。BGMは絞り,間をゆったりと取り,生っぽい演技。見ているこちらが緊張してしまうような。
既に2話まで見ていますが,あとはもう,親鳥を見たひな鳥のように信じてついていくだけです。
小鳩仲丸ペアを見つめる小佐内さんを見て,私は,
私はおそらく,この作品を正しく評価することができません。
②九龍ジェネリックロマンス
mekakusheがエンディング担当しているので。
九龍なので中国舞台。絵柄もなんだか古さのようなものを感じる。悪い意味ではなく。
SFっぽい要素が散りばめられているが,具体的に何なのかはまだよくわからない。
ロマンスとタイトルにあるように,二人の恋愛模様を中心に描いていくのか,SF要素を掘り下げていくのか,気になります。
雰囲気はめっちゃ良いです。
③ざつ旅 -That's Journey-
旅のその,なんでもなさ。
なんでもなさが同居している空間の,その心地よさ。
私がそこにいないだけ。
つまり最高ということです。
丁度去年あたりからちょくちょくとひとり旅に行くようになりました。そのたびに,旅ってべつに何でもないことだと感じています。
旅先は特別なようであって,際立った観光地でもなければそこには日々を当たり前のように過ごしている人たちがいるのであって。
ふと旅というフィルターを外してみれば,そこはなんでもない空間になっていて。
私がそこにいないだけの日々を想像すると,なんだかまた旅に出たくなります。
④アン・シャーリー
赤毛のアンを読んだこと,見たことがありません。
それは私くらいの世代ではそこまでおかしなことでもないような気がします。
アンのような少女,彼女のフィルターを通して世界を見たい。憧れです。
驚くような面白さではないけれど,ひしひしとその良さを感じられるような作品になってくれますように。
⑤前橋ウィッチーズ
切りました。感想がない。
⑥Summer Pockets
わからん!なにも。ただkey作品らしさを感じている。
神様になった日のせいで,keyというか麻枝作品に苦手意識も強い。
今後の展開に目が離せなくもない。
⑦ウマ娘 シンデレラグレイ
想像以上にいい!
ウマ娘3期があれだったので,果たしてどうかという気持ちで見ていましたが,監督も製作会社も原作も全然違うのね。
オグリキャップの普段におけるずれているところ?とレースシーンとの対比の良さ,今後どこまで見せてくれるのか。
かませ犬感駄々洩れの3人衆は今後もずっと見ていたいかも。
⑧機動戦士Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)
ガンダムわかりません。正直舞台設定とかモビルスーツとか,よくわからない部分が多かった。
でも主人公のセリフとその演出にガンダムの重みを感じる。
コロニー生まれの私たちは,本物の重力も,本物の空も知らない。もちろん,本物の海も。
雰囲気で楽しんでいけますか?
⑨mono
ゆるキャン△の人かーい。
日常の気が強すぎるので飽きないだろうかと1話から心配に。本当に何もすることがない時にぼんやりと見たいが,そんな時間が果たして私に訪れるのか。こんな感想を書いている暇があるのだから当然ある。
ホームページの作りが嫌すぎる。一覧性が低すぎる。
⑩ロックは淑女の嗜みでして
10番目に見たわけじゃないけどいつ見たのか忘れたので10番目に。
お嬢様要素はそうですか,という感想。
音楽の方はギターとドラムだけで延々とロックしてたのでとても良かった!
まだメインキャラクター?が2人しか出てきていないので,メンバーが増えてからどうなるのか,気になります。
以上10作品(1つ切ったので9作品)に加えて連続2クール放送をしている薬屋のひとりごと(連続2クールありがたすぎ!)を視聴していくわよ。
二錠 エル 歌詞 究極攻略
エル/二錠の歌詞を可能な範囲で解釈してみましょうよ!という話。
歌詞を適度に区切って,その部分が表現しているものが何なのかを考えます。
そもそも,曖昧さで膨らむ音楽であるから,そこに限定的な意味を見出そうとする行いは良くないのかもしれない。
けどやめられない!なぜならこの曲が私の合成音声音楽のすべてだから。
いくよ♪
以下,妄想。
- -2. 詩
- -1. タイトル
- 0. 前提
- 1. 腐る季節と日々の痕 二重線が僕を刺して 散る花が降りかかる
- 2. 硝子を孕む君の眼は イチイの色を帯びて 肉の機械を見下した
- 3. 呼吸するほど、鉄は 未だ脚が無い。ので
- 4. 尚更に先走るわ赤錆 も裸足も消えん儘で
- 5. 図上の天気は窓の下 午前零時発の糖衣錠 言いかけた本当に?
- 6. 暗い色は宙になって 黄色く膿んでいる… 貴方の声が溶けてく
- 7. 降る施設の日日る糸 クランケは白のなか 突き出す手は肉の襞
- 8. 機械仕掛けの君の喉 子午線が切るすべて
- 9. 印は既に置く彼方で 振り返る魚が、病棟 が、叫ばない。ので
- 10. 殊更に泡立つ砂、46 ℃は網膜で透き通る
- 11. ひふがさかれていく くちがはがれていk あなたにちかづける
- 12. タヒの僕は、陸の鰓 春が動かなくてどう しよう毒針は18G
- 13. バイアルは塩と成て 静寂に、澄んでいる 頭のなかに産んでる
- 14. 図上の天気は窓の下 午前零時発の糖衣錠 言いかけた本当》に
- 15. 膨らんで消える熱が 未だ白く膿んでいる 貴方の声が熔けてく
- 16. タヒの僕は陸の鰓!
- 17. バイアルは塩と成て しじまにすんでいる
- 18. あなた、のこえ。が ゆら、り・とけるあ
- 19. わたし、なの。にな ふくらんで?きえう
- 20. (バルビツールの、 うみでおよぐ)わ!
- 21. 輸液の中に溶けてく…
- 総括
-2. 詩
この曲の詩はMVでも公式サイトでも9文字を1行としていて,基本的には日本語的に意味が区切られる部分で1行が終えられているが,ところどころ行をまたいで単語が続けられている。
例外として,最後の輸液の中に溶けてく…だけは10文字になっている。「...」を1文字にカウントするのは微妙な気もするが,ほかの部分では句読点,感嘆符,丸括弧や「》」も1文字として数えられている。
他にも君と言ったり,貴方と言ったり,あなたと言ったり。二人称がバラバラなのは9文字に合わせるため?だとしたらそれなりに強い意図があって文字数をそろえていると考えられる。これが叙述トリックで,全部違う人のことを言ってたらこの後の解釈全滅です。
MV冒頭ではこの曲の詩が詩集の1ページのようにばっと横に広げられている。
山村暮鳥の風景 純銀もざいくは9文字×9行の連が3つ並んだ詩で,見た目的には結構近い。この詩にはほかにもいろいろ意図があるだろうけど,文字数を揃えることで視覚的な快感というか,ある種の美しさのようなものは感じられる。
結局,詩がなぜ9文字区切りなのかは謎。4拍子の曲の歌詞としてちょうど調節しやすい文字数だからというだけかもしれない。もしかしたら斜め読みしたらとんでもなく卑猥な言葉が浮かんでくるのかもしれない。
-1. タイトル
エルってなに?
二錠さんの曲に恋情はエスというものがある。エスの意味を調べると,明治末から昭和初期にかけて少女同士の親密な関係を姉妹(Sister)になぞらえてエスと呼ぶことがあったそう。恋情というタイトルや歌詞の中身からも,このエスはそういう意味のエスだと思われる。
ところで,Googleで「エル 意味」と検索すると,隠語大辞典の記述を拾ってきたAIがその意味を教えてくれる。すなわち,男女学生間における恋文,あるいは恋人そのものを指すらしい。
エルの歌詞からは,なんとなくではあるが,僕から君(貴方)に対するあこがれというか,縋りつくような思いが感じられるような気もする。二錠さんはエスという言葉を拾ってくるくらいだし,こういう意味でエルという言葉を使ってもおかしくはない。
恋情はエスとは異なり,シンプルなタイトルかつ詩的な歌詞であるがゆえに解釈の余地はまだ残っているが,他にそれらしきものが思いつかない(命に関わるような曲なのでLiveかなとか,死によってなにかを得るとか,欠落のLackとか,こじつけめいたものばかり)のでそういうことで。
0. 前提
前提というか,解釈するにあたってこれだけは決めておかないと解釈の方向が発散してしまうというもの。
場所:病室,あるいは病院,その他医療に関連するどこか
人物:僕(病人)と君,あるいは貴方(恋人あるいは看護師か医者?,純粋な人間ではない,ヒューマノイド的な何か?)
状況:僕が今際の際にいる?
はてなをつけすぎ。
場所については歌詞の中に医療用語が多数登場すること,病棟という単語が登場することから。これが違うっていうなら多分この後全部間違い。
人物は非常に難しい。僕が病に臥せっているのはそれなりに信用度があるけど,僕が機械である可能性も捨てきれない。君が普通の人間である可能性もある。また君は僕にとって大切な人(恋人)っぽくはあるが,看護師or医者である可能性もある。これは歌唱がナースロボ_タイプTであるからなんとなくそうかなと思っているだけ。ヒューマノイドっていうのもそこから。
状況について,僕があまり良くない状態にあるっぽい。腐る季節,タヒの僕,バルビツール。歌詞全体から漂う暗い雰囲気。
が、分からない。ので
以上の前提のもと,ここから先は歌詞を適度に区切って解釈をしてみる。
1. 腐る季節と日々の痕 二重線が僕を刺して 散る花が降りかかる
季節は移ろうもの。それが腐るのだから,停滞している。僕が。
春が動かなくてどうしようという歌詞ものちに登場する。
日々の痕,二重線が僕を刺す,これは注射や点滴の痕?停滞している僕ではあるが,この痕だけが日々(時間の経過)を感じさせる。
散る花が降りかかる,見舞いの花を枕元の花瓶に挿していて,しかし取り替えられることのないものだから,いつしか枯れてしまって,僕に花びらが降りかかる。
全体的に時間の流れを感じさせるパート。
2. 硝子を孕む君の眼は イチイの色を帯びて 肉の機械を見下した
君が登場。硝子(ガラス)を孕む眼だそうですが,人間の目には硝子体(しょうしたい)がある。しかしこれはほとんどが液体らしく,これとは別にある水晶体もガラスではない。まず人体はガラスを生成できない(多分)。すなわち,君の眼は人間のものではない,という解釈もできなくはない。したがって君は人間ではない,あるいは義眼。
イチイの色は,赤みのある薄茶色,または黄色みのある赤と形容されている。人間の光彩の色は多種多様で,場合によってはイチイの色と形容されてもおかしくはない。ただ倉成町私立病院の資料を見ると,ナースロボ_タイプTのキャラデザ資料や公式絵では赤茶っぽい瞳の描かれ方をしているので,そういう可能性もある。ヒューマノイドが視覚を確保する方法って多分カメラを搭載することだと思うので,カメラレンズに使われるガラスを指しているのかなと。
これは関係のない話ですが,倉成町私立病院のナースロボのキャラクターページ,URLの部分がblankになっているのが気になります。ナースロボ_タイプTは型番であり,個体名ではないから?
肉の機械という形容,これは言外に鉄の機械(鉄に限らず,工業材料全般でもいいけど)が存在することを示唆している。ような気もする。君自身が鉄の機械であるからこそ,有機的な人間のことを肉の機械と形容している。
ちなみに肉の機械と検索すると,肉のスライサーをたくさん見ることができます。
この部分の歌詞は肉の機械(生身の人間である僕)を,鉄の機械(君)が見下している場面?なぜ見下ろすのではなく見下すのか。そこに感じる冷たさは,君が心を持たない機械であるからなのか。
しかし,君を形容する僕の言葉には,とても温かみがある。
3. 呼吸するほど、鉄は 未だ脚が無い。ので
分からない。
脚が無いとはこれ如何に。MVには右上の方で脚らしきものが映っている。また1:30ごろからの間奏では,脚の上部からコードのようなものが露出しているのが見える。しかしそれ以外のシーンでは髪の毛によってコード部分がおそらく意図的に隠されている。そう考えると,脚が無いのは君か。
脚が無い,という部分を少し意訳して,自力での移動手段を持たないと捉えるとどうなるか。この場合でも,病に臥せっているため移動できない僕という解釈と,機械であるため行動範囲に制限がある君(電源コードにつながれた状態でないとダメとか,充電を定期的にしないといけないとか)という解釈の両方ができる。
この次の歌詞も併せて考えると,尚更に先走るわという部分が僕視点のような気もするので,脚が無いのも僕な気がする。ただそうすると,鉄が何なのかという話になる。
僕は義足をつけているのかもしれないし,機械なのかもしれない。ただ僕が自力で歩けないという状況は,冒頭の腐る季節の歌詞の解釈と重なる部分もあり,一定の説得力はもつ。と思っている。
あとこの部分で初めて呼吸という単語が登場したこと。この曲にはほかにも呼吸を想起させる箇所が多々登場する。何か大事なことのような気がする。意味は分からない。
4. 尚更に先走るわ赤錆 も裸足も消えん儘で
分からないよ♪
先ほどの歌詞の解釈で行くと,歩けない僕ではあるが,それ故に気持ちの面では進もう,変わろうと焦っている,先走っているのかもしれない。停滞を続けた僕の脚は赤錆だらけで,靴も履いていない(=歩き出す準備ができていない)けれど。
5. 図上の天気は窓の下 午前零時発の糖衣錠 言いかけた本当に?
図上の天気(天気予報の図)を見ても,外に出ない僕には関係がないという隔絶。窓の外ではなく下なのは,図上と掛けているから?またはベッドに寝そべっているので,窓が視界の下の方に映っているのかもしれない。そうすると図上も頭上と掛けているのかも。
糖衣錠は薬を糖で覆うことで苦みを隠したもの。午前零時発ということは,一日を終えたその瞬間にだけ僕の現状の辛さ(苦み)が和らぐ,今日という一日を乗り越えることができたという安心感を得ている。
そして自分が安堵しているということに対して,本当にそうなのか?と自分自身に問いかけてしまいそうになっている。結局自分は停滞の中にあって,季節は腐りつつあるのだから。
6. 暗い色は宙になって 黄色く膿んでいる… 貴方の声が溶けてく
暗い色は不安の塊?それが宙ぶらりんの状態で,前進も後進もしないものだから次第に化膿していってしまった。
宙になるという表現。宙は空,宇宙。暗い空に黄色く膿んだ不安,これとは真逆の夜空に浮かぶ星を思い浮かばせる。
貴方の声が溶ける,この場合は貴方の声が僕には届かず,宙に霧散していくようなイメージの気がする。貴方の声だけが,僕の傷口に届いて癒してくれるというイメージも若干ある。分からん。
7. 降る施設の日日る糸 クランケは白のなか 突き出す手は肉の襞
何を言っているのか。ここから意味の分からなさがギアを上げてきます。
降る施設,降るは元居た高いところから低いところに落ちてくるイメージ。施設は僕のいる場所,病室?
日日る糸,存在しない日本語やめてください!日日は日々,1日の積み重ね。糸は何らかのつながり。あるいは点滴とか人工呼吸器のチューブの可能性も。またひびるで検索すると,ひび割れることの古い言い方「罅る」がヒットする。
つまり,どういうこと?
降る施設が腐る季節と対応していると考えると,これも停滞している,改善の兆しもない僕の状況や周りの環境を指している可能性が思いつく。
日日る糸は,毎日つながれる糸。冒頭の二重線と重ねて考えると,注射や点滴の可能性もある。ただこれは本当に妄想でしかない。妄想で悪ければ想像。希望的観測。
クランケはドイツ語で患者の意。患者は僕で,白の中にある。この場合の白は病室っぽいが,僕自身の何もなさ,空虚さを白で表現している感じもする。
肉の襞,これはしわくちゃな手を形容している。また,襞は心中の複雑で微妙な部分を表すこともあるそう。突き出しているのは,注射を受けるための手?あるいは心の襞か。
8. 機械仕掛けの君の喉 子午線が切るすべて
再び君の形容。機械仕掛けの喉はそのままの意味?ナースロボの歌唱能力と掛けている可能性も疑っているよ。
子午線は赤道に対して直角な,北極点と南極点を結ぶ線。経線。
各国は標準時子午線を決め,基準となる時刻を定めている。太陽の位置を基準に時間を定めるのならば,地球上のどこであっても時間は連続的であるはずだが,人の定めた子午線によって物事は区切られ,時間は連続性を失い,離散に降る。
結局時間というのは人間による主観的なものでしかなく,差異は吸収され,区別される。
歌詞の区切り的に,次項の印は既に置くは子午線のことなのではないか。標準時子午線という時間を区切るための印は,既にほかのだれかによって決められている。
本来時間というものは存在せず,生命の刻むリズムがあるだけである。ゆえに僕のリズムは僕だけのもののはずではあるが,いつのまにか決められた時間という檻に僕自身が囚われてしまっている。みたいな。
分からん!
9. 印は既に置く彼方で 振り返る魚が、病棟 が、叫ばない。ので
印は既に置くは前項の通り。
彼方で振り返る魚ってなに!
病棟が叫ばないってなに!
病院の待合室って熱帯魚の水槽とかがあるイメージ。この魚が,病棟が,叫ばない。ので
この歌詞で浮かぶイメージは,静まり返った病棟。誰も苦悶の声を上げる人はおらず,ただ死を待つのみ。あまりの静けさゆえに,水槽の中の魚でさえも音を立てるのを躊躇っているようだ。
10. 殊更に泡立つ砂、46 ℃は網膜で透き通る
泡立つ砂とは。先ほどの水槽と合わせて考えると,サーキュレータや魚の動きによって水槽内の砂が巻き上げられている様子のこと?病院内の他のすべてが静まり返っているので,泡立つ砂でさえも目立ってしまうのか。
とすると46℃は熱帯魚水槽の水温かと思いきや,そんな熱湯に耐えられる魚はいない。
46℃で思いつくもの,油圧システム内の油温度,転じてヒューマノイドの体温(ヒューマノイドって油圧システムで動いてるのか?),何らかの有機物の相転移温度,低温火傷など。人間の体温だったら死んでまう。
色が変わる,透き通るという点で調べると,温度変化によって透明になるものがいくつかあるらしい。
うーん。分からなすぎるかも。これは,まったく分かりません。
46℃が君のことを指している可能性をちょっと考えたくらい。
網膜で透き通るというのは見えなくなるということ?これすら分からない。
11. ひふがさかれていく くちがはがれていk あなたにちかづける
最難関説もある。
書いてあることは概ねその通りの意味だと思われ,要するに体がボロボロになっていく様子のことを表していると考えられる。
あなたにちかづけるというのは,物理的なものなのか,精神的なものなのか,概念的なものなのか。あなたとは結局何者か。
皮膚が裂かれ口がはがれていくということが人間性の喪失を意味しているのなら,あなたはヒューマノイドで,命を持たないあなたに近づける,概念的な距離が近づくということか。
ボロボロになった体には医療器具が多数繋がれており,その見た目が機械であるあなたに近づいているということか,はたまたそんな僕の看病をしてくれる貴方との物理的な距離が近づくということか。
またこの歌詞のあたりから鍵盤ハーモニカが吹かれている。口がはがれてしまったら鍵盤ハーモニカは吹けない。でも,貴方に息を送ってもらって,それを僕が鍵盤で奏でることはまだ可能かもしれない。
12. タヒの僕は、陸の鰓 春が動かなくてどう しよう毒針は18G
タヒの僕は、陸の鰓が初登場!
概要欄にもこの歌詞を書いているあたり,お気に入りなのか,大事な歌詞なのか。
タヒと言えばネットスラングで死を意味するもの。
陸の鰓。鰓は魚の持つ呼吸器官であり,陸では役に立たない。
死にかけの僕は,まるで陸の鰓のように,何も取り込めず,役に立たないということか。
あるいは,口がはがれてしまったので,喉から直接吸引するような医療器具を取り付けていて,それを陸の鰓と形容している可能性も。
春が動かない,季節は巡らない。新たな芽吹きは,しかし腐ってしまい,もうやってこない。
18Gは注射針の太さで,主に輸血用に用いられるらしい。輸血用の針が毒針とはこれ如何に。命を長らえさせるための輸血でさえ,生きることすらつらい僕には毒であるということか。
13. バイアルは塩と成て 静寂に、澄んでいる 頭のなかに産んでる
最難関候補2つ目。
バイアルは小型の瓶のようなもので,錠剤や注射用の薬液を保管するためのもの。
塩はさすがに食用塩ではないと思うけど,じゃあ何なのかと問われると分からない。
塩は中和反応の生成物なので,バイアルの中の薬品(治療薬か,はたまた毒か)を僕が取り込み,体内で中和反応を起こした(=薬品の効用が発揮された)という解釈が考えられる。
薬を飲んだことで,頭がすっきりとし,視界も開け,頭の中に何かが産まれるような感じもする。これはきっと膿んでいる。相当強烈な薬を飲んだのかもしれない。
毒派が先制点を決める。
14. 図上の天気は窓の下 午前零時発の糖衣錠 言いかけた本当》に
1サビと同じ歌詞だが,「本当に?」から「本当》に」に変わっている。疑うような本当に?に対し,言い聞かせるような本当》に。曲の盛り上がりと合わせて。
もしかしたら,ここでいう糖衣錠は,毒なのかもしれない。命を終わらせるための毒。あなたに近づくための毒。そうであるなら,そんなに甘い毒はないかもしれない。
毒派,リードを広げる。
15. 膨らんで消える熱が 未だ白く膿んでいる 貴方の声が熔けてく
この熱は何か。期待?憧れ?
熱はポジティブなイメージがあるけど,それが未だ膿んでいる。良いものと悪いもの,見方を変えればどちらにもなるような何か。
熔ける。溶けるのではなく。熔けるのだから,相当な熱があるはず。熱で熔かされ一体化するイメージ。
死にゆく僕が,熱に冒された僕が見る夢のような,ふわふわした感触がある。
16. タヒの僕は陸の鰓!
タヒの僕は陸の鰓!らしい。
吹っ切れている?
17. バイアルは塩と成て しじまにすんでいる
静寂がひらがなになり,澄んでいるもひらがなに。
ここから漢字は消え,言葉もあいまいになる。
もうそこまで来ているのかもしれない。
18. あなた、のこえ。が ゆら、り・とけるあ
曖昧な意識の中で,それでもあなたの声だけは聴きとれるのかもしれない。
19. わたし、なの。にな ふくらんで?きえう
一人称がわたしに。わたし、なの。からは,最後の最後で自己主張をしているような気もする。自分の存在を証明するような。
20. (バルビツールの、 うみでおよぐ)わ!
バルビツールはそのようなもので,これから眠ろうとする人が使うもの。なぜ丸括弧がついているのかは分からないけど,意識の浮き沈みを表しているのかもしれない。
21. 輸液の中に溶けてく…
バルビツールが輸液の中に溶けるという解釈,あるいは僕の意識が遠のいていく様子を,僕自身が投与された輸液の中に溶けていくイメージを表しているという解釈が考えられる。
ただ,この歌詞だけは直前のひらがなしか使われていない歌詞と対立しており,さらに9文字で1行というこれまでのルールにも反している。最後の…を無くして9文字にすることも可能なのに。
したがってこの歌詞だけは,僕のものではない。僕を診ていた誰かの視点からの歌詞なのかもしれない。そしておそらくそれは君。
総括
結局この楽曲は何?という話だが,それは分からない。
エルというタイトルに関する話題では恋人の話も出てきたが,これまでの解釈を踏まえても君と僕が恋人である感じはしない。僕が一方的に片想いしているという解釈は可能かもしれないけれど。
MVを見ると,画面左側には涙のような,錠剤のようなものを目から流している人物と,その人物にそっと手を添える人物のグローブが見える。このグローブはナースロボ_タイプTのつけているグローブに非常によく似ている。君がヒューマノイドなのではという予想はここからも来ている。
画面中央下部には眼球のようなもの,その左にはまつ毛らしきものがあるが,本来その下にあるはずの眼球は描かれていない。そう考えるとこの人物は目が見えていないのかもしれない。
ここまで解釈をしてきて今更ではあるが,君が人間で,僕がヒューマノイドという可能性も存分にある。むしろそっちの方が素直な解釈かもしれない。
ただ,どちらの場合であっても,歌詞の大半で綴られる僕の独白という点に変わりはなく,私はこのように解釈しています。
以上,妄想おわり。
ATRI -My Dear Moments- プレイ 感想
Steam版のATRI -My Dear Moments-をプレイしました。
Steam上のプレイ時間は10.6時間。
感想を書きます。
まずATRIを購入したそもそもの理由は,アニメを視聴して気になったからというのと,セールで1,000円ほどになっていたから。
アニメだといろいろカットされたシーンもあったようで,特に最終話のラストシーンはアニメを見ているだけだと全然分かりませんでした。そこでちょうどセールもやっていることだし,あまりこういうノベルゲーに触れたこともなかったのでプレイしてみました。結局アニメ放送終了から3か月以上積んでしまいましたが。
悪かったシーンの話をしてもどうにもならないので,ここからは良かったシーンの話をします。
①美味しいは嬉しい
食事シーンでのセリフ。アトリはヒューマノイドなので当然食事による栄養補給は必要ないはずですが,作中何度もおいしそうに食事をとっています。味覚は搭載されているという設定だったはず?なので,純粋に味を楽しんでいるという面もあるとは思いますが,それ以上に誰かと食事を囲む行為から得られる,味覚以外の情報に対する反応でもあるんじゃないかと私は思っていますよ。
②潮汐発電機完成シーン
ここは普通に,みんなが一致団結して取り組んだ作業の成果なのでよかった。竜司と主人公の関係性も,なんだか同年代の気心が知れた感じでよかった。またここでさりげなく嬉しい時にも涙が出るということをアトリが学習することで,終盤にもつながるなど隙が無い。
③アトリのログを見てしまうシーン
アニメでこの展開は知っていましたが,ゲームでもやはりドキリとさせられてしまいました。ヒューマノイドにとっての感情とは何なのか,それは人間とどのように違うのか,プレイヤーにも深く考えさせるシーンだと思います。人間にとって感情や感情表現が後天的に獲得されるものなら,それは一体機械による学習とどれほど異なるものなのでしょうか。相手を喜ばせるために過去の学習データにしたがって自分を制御すること,それを愛と呼んだ人も地球にはいたことでしょう。
④ログを見てしまったあとのアトリと主人公の絡み
これめちゃくちゃ良いですよ。主人公と二人きりのときには感情がある振りをしないように命令されたアトリ,ズバズバとものを言うので面白い。にもかかわらずアトリが主人公の足として寄り添う様はこれまで通り。そしてエデンに上陸したあたりからはかなりアトリの個性のようなものが現れていて。あえていにしえの言葉を借りるなら,これはきっと萌えというやつです。
あとここら辺からアニメ版と全然内容が違くて驚きました。エデンの存在,送電ケーブルや変電所の話などアニメ版では語り切れなかったであろう部分がでてきていろいろ合点がいきました。
⑤安田をボコすシーン(Bad Endと通常End両方)
何がいいって,CGがいい。血に塗れる美少女ロボですよ。
Bad Endの方はかなりキツめの演出,通常Endの方もまあまあ厳しい演出でさすがにアニメ版とは違うなという感想。そして通常Endの方では主人公に止められた後の感情を発露するシーン。ベタではあるけど,ベタであるが故の良さだってあるから。怒りという感情を指摘されるアトリ,悲しみも嬉しさもとっくに知っていたのに,それに蓋をしてしまっていたのね。
⑥アトリと竜司の関係性
アトリが竜司のことを馬鹿にするのってかなりアトリの個性が出ている。口ではああ言っているけど,別れの時にはお互いに認め合うような口ぶりで,主人公とのように寄り添うわけでもなく,学校の子供たちとのように友達あるいはお姉さんのようにふるまうでもなく,ライバルのような,腐れ縁のような,そんな微妙な関係性が良かった。
⑦エデンから光の灯る島を二人で眺めるシーン
このシーンが一番涙腺に緩みをきたしました。これまで二人が過ごしてきた島,そして今,光の灯った島を眺めながら,でも二人は遠い未来を見ていて。別れのシーンではあるけれどもすごく前向きで,互いにやるべきことを自覚していて。
アトリのいる世界を救う決意を固める主人公。
エデンのシステムと一体化し今後の人類の礎となることを決めるアトリ。
発電機のシーンの嬉し涙の伏線も回収しながら,物語を終えるのには少しもったいないくらいに良いラストでした。
トンネルの崩落現場でアトリが主人公母に抱きかかえられた経験がのちの主人公に間接的に伝えられるところ,凜々花の純粋さと天才性,水菜萌の一歩引く姿勢とTrueEndでの主人公とのやり取り,細かい部分を挙げるときりがないのでこれくらいで。
原作をプレイしたうえで振り返っても,アニメでの省略や改変がすこぶる悪いとは思いませんでしたが,やはりトレードオフではあります。アニメ版を見たときは可もなく不可もなく,でもちょっとだけ可寄りという印象でしたが,ゲームの方は紛れもない可でした。ありがとうございました。
冬アニメ 1話 視聴 感想
とりあえず8作品見ました。忙しさもあり,あまり見れていないよぅ。
感想いくよ♪ 見た順に。
①空色ユーティリティ
https://anime-sorairo-utility.com/
YostarってあのYostar?
ゴルフ作品ってはじめてかも。新鮮です。
絵や雰囲気,主人公の感じとかはかなりいい感じ!
物語の導入としてはありがちで,自分にとっての特別な何かを探していた女子高生がゴルフとの出会いを果たし,その世界に引き込まれていくといったもの。
今後のストーリーにも期待。
②クラスの大嫌いな女子と結婚することになった。
コテコテのラブのコメかも。
まだ面白さを見つけることができていない。
まだメインヒロインとの絡みしかないので,今後次第。
③天久鷹央の推理カルテ
さすがに面白い!
本屋に行っても,大体いい感じのところに並べられてるくらいだし。
医師の書く医療ミステリー,期待感しかないよ♪
天久鷹央の存在がフィクションすぎるけど,それと医療現場のリアル感でちょうどいい塩梅かも。
1話からいきなり切断された足をもろに映すのはびびります。
④もめんたりー・リリィ
一発でGoHandsだとわかる,意味不明な画角と髪の動き。
1話からやけに大作感を出しているけど,視聴者置いてけぼりのまま突っ走って誰も風呂敷を畳めない未来も見える1話だった。
各キャラクターの味付けとか,世界観とか,演出とか,全体的に00年代のアニメの匂いを感じる。
現状,厳しい感じです。
⑤わたしの幸せな結婚 第二期
1期の内容を思い出すのに費やす1話だった。
1期でも2期でも,露骨に意地悪な奴を登場させるなあという感じ。
美世の成長,精神的に強くなることに期待する2期。
異能の部分はやっぱりちょっと浮いてない?
⑥悪役令嬢転生おじさん
タイトルに引き寄せられて。
(乙女ゲームの中の)主人公がここまで愉快で感情表現豊かなキャラとして描かれているのはちょっと珍しいかも。いつもは聖女として扱われてたり,もっとおとなしい感じだから。
社会人スキルの転用ネタは面白かった。けどそれは1話だからなので,今後どう展開していくのかが見どころ。
マツケンサンバのノリはちょっと寒気を感じる。
悪役令嬢ものに新風を吹かせてほしい。
⑦花は咲く、修羅の如く
2025冬アニメがこれになる可能性を存分に秘めているよ♪
絵良し,声良し,演出良しの三方良し。あとは今後のストーリー次第。
原作者が響け!ユーフォニアムの人って本当ですか?
高校,部活もの,響け!ユーフォニアムの原作者,何も起きないはずがなく・・・
終盤の朗読シーンは本当に素晴らしかったです。
⑧薬屋のひとりごと
今の時代に1期も2期も連続2クールでやってくれるのって本当に有難いことだから。
信頼と実績があるので,特に言うことがない。面白いやつ,お願いします。
脱税ネタとかやってくれないですかね。
?Re:ゼロから始める異世界生活 3rd season
全16話を分割して,間に2か月半空けて2クールで放送するの,さすがに厳しい。
はやく反撃編を放送してください。
現在微妙に生活が忙しく,期待度の高い作品以外はあまり見れていない。これを書く時間はあるのに。
忙しさが落ち着いたらもう少し見るかも!待っていなさい。